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足跡!アート研究所 【#13 即興カスタムフーディー】





ミナサマコンニチワ!


前回コラムを投稿してからあっという間に1月も終わりそうになっていることに驚きを隠せません。最近は楽しみに思う出来事が多く、そういった自身の心境からも日々の体感が早く感じているのかもしれない。といってもここ何日からか外の気温も服装が色々と楽しめる様な、ダウンしか着れない極寒ではないのがとても嬉しく思います。


最近は制作意欲も湧いてきて、普段の自分の身の回りの物や事に目を向けてそこから何かを思いついたり、連想して自身のアイデアに繋がることが増えた気がします。なので、一旦過ぎ去っても後でもう一回戻って見てみようと通った道をあえて引き返すことも面白かったり。



そんなこんなで今回も制作したモノを紹介していきます。


今回作ったモノはタイトル通り、完全にその場の思いつきと直感でプリントをどんどん足して刷っていくような、ライブ感のある仕様のものが出来ました。



プリント方法は過去にも登場したオールオーバーというフラットに置いた洋服に対して、上からざっくりと版をセットしてプリントしていく技法を用いて見ました。今回は直感で思うままに刷り進めていたので、途中途中のレイヤーごとに写真を撮り収めることを完全に忘れてしまっていましたが。笑








まずはフード部分にプリント。
色もざっくり混ぜ切らないくらいの染み込みインクでグラデーションっぽく刷ってみた。




そしたら次は両袖部分に位置は目合わせで、どんどんカスタム部分を増やしていきます。







こんな風に2版のレイヤーを目合わせでプリントすることは普通の作業ではまず無いです。完全にライブ感のあるやり方なので、量産には全く向いていません。でも、やったことが無い、自分にも前例が無いし、感覚だけで最終の仕上がりを決めずに進めていくのがとても楽しいもの。








フロント部分には複数回に分けて、これもまた2つ別の版構成のものをランダムに刷ってみました。やればやるほどここにも刷ってみよう、ここにもまた刷ってみようと、こんな感じで肩の付近やポケットの横の方にもやりたい放題にプリント、そしてさらに進めていく。










最後はバチっと大きくバックプリントを刷ってみました。やっぱり絵が大きく入ると単色でもインパクトがあって、オールオーバーで刷った特有のプリントが飛んでしまっていたり、掠れていたりする大胆さが面白い。



そして完成したモノがこちら↓







今回制作したのは自分の作業着なので、インクが飛んでたりと元々汚れがちらほらあったりしますが、染み込みプリントであることで生地に馴染んで、見え方も良し。これまた一枚物でお気に入りの服が出来上がりました。




染み込みプリントでオールオーバーは初の試みでしたが、今回これだけ色んな箇所に刷ってまた一つ僕の引き出しを増やすことができたので、それも完成品含めて大満足です。





まだまだこれからも僕の制作したモノをこのコラムに載せていったりするので、暇がある時にでもぷらっとみてみてください。

https://www.instagram.com/_.yuknow._/profilecard/?igsh=MWE4amc0N2xycGN2Ng==




それではまた次回👋


この記事の著者

MUU

1995年7月生まれ、生粋の夏男。wanna studio に刷り師として所属。絵描きとして様々な色を取り入れたポップなテイストを特徴としたアーティスト活動を行っている。

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