【印刷LAB】"ジップをまたぐ"シルクスクリーンプリント印刷。 | wanna studio

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【印刷LAB】”ジップをまたぐ”シルクスクリーンプリント印刷。



シルクスクリーンはその手法・構造の点から、「凹凸を含む箇所」に対する印刷加工は不得意です。(その理由である「シルクスクリーン印刷」というやり方についての基本的な説明は割愛します、ググってください。)

なので、通常では凹凸のない箇所・凹凸から少し離れた範囲が [ プリント可能範囲 ] となります。ジップパーカーのフロント面であれば、ジップから少し距離がある胸ワンポイントでのプリント加工が通例ですよね。



ただ、今回ご紹介する手法は「ジップまたぎ」のプリントです。



色々と試行錯誤を経て、ジップを超えた横幅のあるデザインを刷ることが可能になりました。(可能になりましたというよりも、今までよりハイクオリティで提供できるようになりました!



ジップパーカーは、硬質なジップやその周辺のシーム(継ぎ目や縫い目)により、多数の凹凸が混在しているため、ジップに近い箇所は、シルクスクリーンプリントはカスレや滲みが多く出がちです。実際のところ神経質で面倒なプリントにはなるので、ジップを跨いだプリントは断る工場も多いです。

弊社では、多方面における細かい微調整で、カスレやインク溜まりを最小限に抑える方法で印刷加工します。




実際に刷ってみました。












んー!
あくまで一例ですが、かなり綺麗なプリントサンプル。








ということで







まで。

宜しくお願いします。





「ジップまたぎプリント」では可能な限り同じような仕上がりになるよう努めますが、凹凸に起因する仕上がりの個体差をゼロにすることはどうしても不可能で、多少の違いが発生することがあります。また、ボディやデザインによって仕様は様々なので、場合によってはカスレやインク溜まりなどが避けられない場合があります。特に弊社にて実績のないボディに関しては、量産前に一度サンプル生産をお勧めします。










プリントのご依頼や、この印刷方法について気になる方は是非お問い合わせください。

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    この記事の著者

    キタウラ コウジ

    1995年生まれ。wanna studio Inc. 代表 兼 刷り師。工場としての印刷業を営む傍ら、自社によるクリエイティブレーベル〈mod one〉のディレクターとして、シルクスクリーン印刷の魅力を追求 / 発信している。

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