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wanna studioって?


こんにちは。

インスタ見てもあんまり何をしているのかいまいちわからん。みたいなこと結構言われます。まぁ実際SNSのあまり活用はできていないし、ポストだけみても全容っていうのは、僕がその立場でみてもよくわからないかも。

ということで今回はシンプルですが、「wanna studio ってなに?」っていうことで、経歴を含めた自己紹介的な記事になればと。



ヒストリー


この名前での活動が始まったのが2006年。僕も元々は自分の服を作る1つの手段としてシルクスクリーンと出会って、そこからドップリと沼にハマってしまいました。当時は工場なんて規模とは違って学生だったからアパートの一室でスタート。ホームセンターに通い詰めて木製で刷り機を自作してコソコソとプリントを始めました。作ったグラフィックがモノとして残るっていいね〜っていう感じで楽しんでいました。初めて自分のグラフィックを刷って版を持ち上げて見た時の「おー刷れてる!」って感覚はビリビリきましたね。

自分の服を刷ってるうちに、知り合いからプリントを少しずつ頼まれるように。月1件・2件と少しずつ頻度も増え、当時の環境だとできることがホントに限られてましたが、技術的に求められることも増えてくるように。そんなこんなで学生も終わりそうなタイミングで意を期して6面テーブルの国産回転式印刷機を購入。当時は狭い部屋だったので、ベッドの横に直径2mほどの機材があるよくわからない環境で四苦八苦しながら今のベースとなる知識を学んでいました。

今は大阪はすこしヘンピなエリア〈野江〉で少人数体制で活動しています。京橋から徒歩10分ほどなので呑兵衛の人はこのあたり、ご存知かもしれません。特に大きな看板がある訳でもないので一見なにやってるのかよくわからないカンジですが、日々スキージー両手にスリスリしています。

プリントサービス


wanna studioはプリント加工業務を主としています。シルクスクリーンと調べれると業者はゴマンとでてきますが、このニッチなページに辿り着いた半分の人はプリント加工の依頼に興味があるのでは。

現在ではありがたいことに、アパレルブランド・ショップ・飲食店・デザイナー・企業などなど、全国各地から依頼実績を積ませていただいておりまして、毎日誰かと「こんなものを作ってほしい」なんて話をさせてもらっています。服作りを仕事にしている人は当たり前ですが、子供が書いた絵を記念になるものに落とし込みたいってものから、学校のクラスTシャツまで、色々な方からご相談があります。

あなたが持ってるお気に入りの服。雑誌に載ってたあのブランドのTシャツ。好きなお店に吊ってたあのスウェット。プリントが入ったものだと、もしかしたらウチで作ったものかも?なんて。

それと、弊社ではネームや品質表示の縫製や袋詰めなどの仕上げ加工などまで一括で承っています。ウチでプリント印刷を頼んで、次はネームの縫製を別工場に加工指示書を出して、次は仕上げ加工業者に頼んで・・、なんてハシゴはかなり面倒。塵も積もればっていう具合に、かなり余計なコストもかかっちゃいます。そこも弊社で一貫してお任せいただければ、生産効率化にも貢献させていただきます。

プリント工場を探している。
自分で何か作ろうとウズウズしている。

なんて思っているアナタ。真摯に製品 / 作品づくりのサポートします。


【印刷・縫製設備】

回転式印刷機 × 3台
バキューム大判印刷機 × 1台
熱プレス機 ×1台
容器専用印刷機 × 1台
一本縫い工業用ミシン × 1台

wanna studioが扱うプリントについて


プリントと言っても幾つか手法に種類があるんです。そこを深掘りするとまぁ長くなるのでここでは割愛しますが、僕たちはシルクスクリーンという手法に特化しています。昔からずっと変わらない、全て”ハンドプリント(手刷り)”による印刷工程。いわゆる職人のような繊細さだったり、細かな調整や経験が必須です。ヴィンテージモノなんてものは、時代的にほぼシルクしかなかったので、当たり前ですがほとんどシルクを用いたもの。テキトーというより当時の設備的な限界もあると思いますが、あの時代のプリントのクオリティのユルさは面白いです。年月を経たあのヤレ感だったり、経年変化の数々。あの感じ・質感が好きなら迷わずシルクがオススメ。

弊社ではクオリティの部分でも、デザインに合わせたベストな刷り方で提供しています。道具さえ揃えれば1日ありゃ誰でもプリントができるもんですが、細かいところみるとその出来栄えは回転寿司とカウンター寿司ぐらいの雲泥の差があります。勿論回転寿司のチープな良さもありますけどね。というかあえて回転寿司の方に寄せる場合もあります。でも求められる大半はクオリティの良いプリント。なるべく依頼者さんの理想に近づけるように追求しています。

シルクスクリーンっていうのは、シンプルな原理ゆえに、あらゆるモノにプリント可能です。ポスターだったりもその1つ。今でこそインクジェット等の性能もあがっていますが、やはりシルクスクリーンの良さっていうのはなかなか出せないんです。プリントの質感・発色の良さ・漂うリミテッドな雰囲気など。もちろんバラツキもあれば、ロボットメイドのように1つ1つ個体差なくバチバチに仕上がるワケではない。こうしたい・ああしたいっていうのは目的や用途も踏まえて人それぞれ。でも、もしかしたらアナタにとってのベストな方法が、弊社が扱うシルクスクリーンかもしれません。


オーダーの仕方


オーダー方法は下記ページよりご覧ください。


ご依頼に関して・料金体制 etc…
何か不明点があればコンタクトフォームよりご連絡ください。

弊社にはスーツを着てる営業のオジサンはいません。従業員全員が個々でも”ものづくり”に向き合っているので、感覚は依頼者さんの近いところにあります。「あんなふうなものを作りたいんだけど。」「これを活かした印刷方法って何?」ご連絡いただければ分かる範囲でキチンとお答えします。ビギナーから玄人まで、お気軽にご連絡お待ちしています。

いただいた内容でしっかりと仕様の確認作業を行い、製作させていただきます!

アクセス


直接打ち合わせを希望する方もいるのでは?ある程度経験のある方や、その道の方だとなんてことないかもしれないですが、インクカラーを決めるのもプリント実寸サイズを決めるのも諸々実際に見て決めた方が断然わかりやすい場合が多いです。巷の業者はその辺りの設定に結構条件があったります。ただ、細かい好みっていうのは十人十色な訳なので、人によって仕上がりも違います。理想に近づいた製品ができる方がテンションが全然違いますよ。ただ、僕たちに一任してもらって「ええ感じで!」なんてのも大歓迎です。

直接来社していただき打ち合わせ・ご相談を希望の方は必ずアポイントメントをとらさせていただいた上で下記住所までお越し下さい。

536-0006
大阪府大阪市城東区野江2-18-20
wanna studio Inc.


JR野江駅より徒歩5分
METRO 野江内代駅より徒歩10分
京阪 野江駅より徒歩10分

※駐車場はありません。
お車でお越しの方は近隣のパーキングに駐車してください。




Factory store


印刷加工業務とは別に〈Factory store〉というオンラインショップを運営しています。


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普通のセレクトショップやギャラリーと違うところがあって、ここで販売する服や作品などは全て、農家でいう産地直送の刷り師ver.のようなイメージで “printed by wanna studio” に絞ってセレクトしています。ここでwanna studioが持つコミュニティーやカルチャー的なところも感じてもらえるんじゃないかなと思っています。随時更新いておりますのでふらっと気になるタイミングで覗いてみてください。


この記事の著者

キタウラ コウジ

1995年生まれ。wanna studio Inc. 代表 兼 刷り師。工場としての印刷業を営む傍ら、自社によるクリエイティブレーベル〈mod one〉のディレクターとして、シルクスクリーン印刷の魅力を追求 / 発信している。

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